E-520にホットピクセル発生

金曜日, 2月 02, 2018


スーパーブルーブラッドムーンの写真をチェックしていて気付いたのですが、赤や青の点が複数存在していました。
最初はそういう星があるのかと思いましたが月の位置が変わっても同じ位置に点があるので違う原因だとわかりました。
そもそも低速で撮ったわけでもないので赤や青の星がこんなにはっきり写るわけないですよね。
決定的だったのが上の写真でこれは月を撮るのをミスしてただの夜空を撮ったものですが、ここにも赤や青の点が確認できます。
ちょっとノイズを入れて見やすくしてみましたが特に右上の青い点ははっきりわかると思います。
ホコリとも違うしなんだろうと思ったら「ホットピクセル」 というドットの欠けが原因となっているそうです。
経年劣化で出てくるもののようで、10年位使っている私のE-520でホットピクセルが発生するのは当然だと納得できました。
今までも存在していたのに夜撮影しないから気づかなかったってことですかね。
ピクセルマッピングという作業を行えばホットピクセルは目立たなくなります。
欠損している部分を補完してあげる作業で昔は修理に持ち込まなければならなかったそうです。
私のカメラも古いものですがE-520にはピクセルマッピングが内蔵されています。
さすがオリンパスです。
やり方もとっても簡単でメニュー画面を開いて一番下のスパナマークの2を開きます。
開いて一番下にやるとバージョンの上に「ピクセルマッピング」の文字があるので左を押してスタートを押すだけです。
処理中と出ますが10秒くらいで終了しました。


処理後の画像です。
拡大して細かく見てみましたが青枠で囲った1箇所しか欠けた場所を発見できませんでした。
この画像を見た後に上の画像を見るとドットの欠けた場所が多すぎて笑ってしまいます。
特に目立つ赤や青の点が消滅したように見えるのでピクセルマッピングは成功したと思って良いのではないでしょうか?
せっかくいい写真が撮れても変な点があったら台無しなので気付いて処理できて良かったです。

実はホコリの混入はあまり疑っていませんでした。
10年近く使っていてレンズ交換もモタモタした手つきで遅いのですが、それでもホコリは入っていません。
オリンパスのダストリダクションシステムには全幅の信頼を置いています。
「スーパーソニックウェーブフィルター(SSWF)」はE-1から搭載されている機能でユーザーからの評価も高いです。
電源周りの調子が良くないですがこんなに長い間使用できているのは優秀なダストリダクションシステムのおかげでしょう。
ゴミの問題を考えてもやっぱり次に購入するのもオリンパスなのかなと思いました。

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