いつものように持ち出して外でRICOH CX5で写真を撮ろうとしたらレンズが出っ張ったまま戻らなくなりました。
電源をオフにしても再びレンズが飛び出てきて完全に操作不能になりました。
街の中でレンズが出っぱなしになってしまいかなり焦りました。
一旦ポーチに入れようにもレンズが戻らないせいで入りません。
寒くて手が思うように動かず片手に持ったカメラをなるべく上に向けながらもう一方の手で一生懸命解決法を探しましたが見つからず、最終手段ということで出て来るレンズを無理やり押さえつけることでなんとかポーチに入れることが出来ました。
電源を押すと1回レンズが出て引っ込んでもう1回出て来るので、この2回目の時に出てくるのを阻止するように抑えるととりあえずレンズを閉じることが出来ます。
見た目は普通なんですけど通常の状態からさらにレンズが伸びてしまいます。
調べてみたらこのRICOH CXシリーズのカメラで他の人も同じような症状になっていました。
さらにショッキングなことにこのレンズが飛び出した状態のカメラがジャンク品としてオークションに出品されていました。
ちょっと前まで普通に使えていて何か再起動のコマンドを入れたら復活するのではないかと思っていたのでジャンク品扱いはショックでした。
最後の望みにリコーの修理センターに電話してみました。
そこで2つ質問されました。
満充電か?写真を見るボタンを長押しするとどうなるか?です。
長押しするとSDカード内の写真が見れました。
そうするとレンズユニット全体を交換しないといけない、しかしこちらの製品は生産を終了していて部品がないので交換は出来ませんとのことでした。
古いカメラですがまさか部品がなくて修理が出来ないとは…
しかもレンズユニットの交換とは思っていた以上に重症だったみたいです。
もっと調べてみるとユニットの交換には2万円近く掛かるらしくこの値段で今更修理するのはどちらにしろ無理でしたね。
見た目はまだまだピカピカなのですがRICOH CX5は残念ながら壊れてしまったようです。
数日前まで普通に使えたこと、レンズは出っぱなしになるけれど動作はすることでまだ故障したこと受け入れられません。
いっそ落としてバラバラになってくれたほうがまだ受け入れることが出来たかもしれません。
5年か6年くらい使っているので壊れても不思議ではないですが残念ですね。
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