RICOH CX5で撮った最後の写真、新横浜の写真をFilmPack5でフィルム風に加工してみました。
優秀なシミュレーションソフトで加工自体はほぼワンクリックで出来るんですけど、どのフィルムを選択しようか悩んでしまって時間が掛かります。
出てきたものをそのまま載せていますが、もっと細かく粒子感などを調整出るんですよね。
さて上の写真は前の記事でも載せたおしゃれなベンチの写真を70年代の写真のプリセットを使ってみたものです。
ソフトを起動するとこのプリセットが最初に適用されますが茶色い色調が雰囲気とよく合っていると思ってそのまま保存しました。
70年代かと言われるとあれですがノスタルジックな雰囲気になったのではないでしょうか。
横浜線の線路です。
時間に余裕があってかつ地図を見て歩けそうだと判断して新横浜駅から菊名駅まで歩いてみました。
写真を撮りながらでも30分位で到着したのでそこまで苦ではありませんでした。
これはkodak Ektachrome100VSを選択しました。
土手の重たい感じと線路の冷たい感じがとても気に入りました。
フィルムを変えるたびに雰囲気の変わる写真でどれを選ぶか迷いましたが、この写真が一番かっこいいと思いました。
線路の真横を通りました。
マンションの本当にすぐ横を走っているので驚きました。
こちらはkodak T-MAX400を選択しました。
おしゃれなマンションの壁が白で粒子感のあるフィルムを選ぶとマンションのほうが目立ってしまうのでこれくらいなら線路の黒が主役になっていいなと思いました。
モノクロですし古い雰囲気になっても良さそうなものですが、鮮明だからかあんまり古い感じというか昔の感じはしませんね。
本当にモノクロは奥深いです。
CX5のハイコントラスト白黒はザラザラな写真が出来てそれはそれで面白かったなと感慨深いです。
道中何軒も鰻屋さんがあったのが印象的でした。
鶴見川があるのでそこで取れるんですかね?
これは菊名駅の商店街です。
選んだのはFuji Neopan Acros 100です。
やっぱりAcrosはいいですね。
滑らかで柔らかい雰囲気になるのがたまらないです。
ただもうちょっと暗くなって明暗がはっきりした時の写真ならもっと魅力的になったような気がします。
これは菊名駅とパチンコ屋さんの間だと思います。
正直加工しなくてもなかなかいい写真が撮れたと思いましたが、FilmPack5で加工して一番良くなった気がします。
フィルムはAgfa Vista200です。
鮮やかな発色が特徴で特に赤が綺麗に出るそうです。
赤が多い写真だったのでフィルム加工してグッと良くなりました。
自転車の艶感もいいし何だか写真を撮る腕が上がったような錯覚を起こします。
お気に入りです。
FilmPack5という新たな表現手段を入手したからこそRICOH CX5が壊れてしまったのはつくづくもったいないというかついてないなと思います。
すっきりとしたちょっと暗めの写真はフィルム加工するには最高だったなと改めて感じました。
もうちょっと色々撮って加工できればカメラもソフトもより使いこなせてもっといい写真が出来たのではないかと考えてしまいます。
いつまでも愚痴っていてもしょうがないので気持ちを切り替えてしばらくは日常カメラはiPhoneでしのぎます。
0 コメント