X-E3初撮り 多摩川浅間神社

月曜日, 3月 30, 2020


富士フイルムX-E3を購入したので、性能や描写を試すために多摩川浅間神社に行って写真を撮ってきました。
X-E3にキットレンズを付けてインナーバックに入れて出掛けましたが、約600gというのは数字以上に軽いですね。
デジタルカメラのような手軽さではないのでカメラを持ち運んでいる感覚はありますが、疲労感が今までカメラを持って行っていた時と全然違ってX-E3のメリットを感じました。
今回は操作方法が全然分かっていないのでオートモードの撮って出しで全部撮りました。
オートでもAFは迷わないですし、液晶も綺麗でグリップ感やシャッター感覚も良く1回で「写真の撮りやすさ」を体感しました。
カタログで眺めていて思っていましたが富士フイルムのカメラは緑が綺麗に写るなと改めて思います。


多摩川浅間神社の鳥居と社殿です。
解像度がイマイチ分かっていませんでしたが、X-E3で撮った写真を見て分かった気がします。
細かいところまでよく写っているのが分かります。
石の質感とか木の質感が綺麗で私などにはもったいないスペックのカメラだと理解しました。
何も操作せず半押ししてシャッターを切っただけでここまで写る。
2430万画素APC-Sサイズのセンサーというスペック以上にE-520から10年の技術の進化を感じました。
綺麗に撮れるからこそ水平でないことや構図の微妙さなど私の技術の拙さも鮮明になっている気がして気になりました。


龍の石像の描写の細かさ、手桶のボケ具合、水の質感、明暗。
自分で撮ったとは思えない写真でパソコンで見た時にビックリしました。
ボケの自然な美しさも素晴らしいのですが、水の質感が個人的には凄いと思いました。
私ではなくカメラの光の捉え方が凄いです。
ボケも自然で優しいボケで好印象です。


多摩川浅間神社の社殿です。
赤い柱に緑色の屋根が綺麗な建物です。
この写真よりも鳥居と撮った写真のほうが分かりやすいのですが、この社殿は屋根の上にさらに屋根がある2階建ての特殊な建築様式の建物なのだそうです。
この日の天候は曇りでしたが、細かいところまで描写されていて建物の赤や緑、木の緑などの色彩もよく表現されています。
E-520もCX5もどちらかと言えば暗い画作りのカメラでしたが、X-E3は富士フイルムのカメラらしい明るい鮮やかな写真が撮れるカメラだと思いました。
今までの私の感覚だと空が明るくて違和感さえあります。


絵馬です。
多摩川浅間神社は家庭円満・安産・子安の神を祀る神社なので安産祈願の絵馬が多く見られます。
この写真は焦点距離36mm、F値5.6みたいです。
F値5.6でここまでボケることが個人的にはX-E3を使って一番衝撃的だったかもしれません。
センサーサイズの差でボケが作りやすいのは分かっていましたが、5.6でもこんなにボケるとは思っていなくて驚きました。
単焦点の1.4になったらどこまでのボケが作れるのか想像もできない世界です。
自然で綺麗なボケでこのF値5.6のボケはかなり好きです。


展望台のように見えますが実際は社務所の屋上だそうです。
映画シン・ゴジラで指揮所になった有名な場所でもあるそうです。
周りの景色が一望できる気持ちのいい場所でした。
曇り空でしたが見た曇り空の色合いに近いと思います。
手すりの赤が綺麗に出ていますし、奥のマンションも細かく写っていてX-E3の性能の良さを感じます。
本当にいいカメラです。


この大きな石は水晶玉で開運水晶玉なのだそうです。
上の干支の字が書かれた台座は回転するもので、富士山の方角に自分の干支を指すことで開運を願うための水晶らしいです。
残念ながら曇りだったので富士山は見えませんでしたが、天気のいい日にはここから富士山が見えるようですね。
せっかくなら富士山も写真に収めたかったです。
写真に触れたら水晶のひんやりとした感覚がしそうなくらいよく撮れています。
ボケていても手すりの赤がしっかりと写っているし素晴らしいです。

X-E3の初撮りのために多摩川浅間神社に行きましたが、境内は綺麗でどちらかと言えば広くはないのでしょうが見どころがたくさんあって楽しかったです。
グリップはほぼないしシャッターも浅いのでもしかしたら撮りにくいかもと不安もありましたが、 実際に使ってみると非常に扱いやすかったです。
首に掛けるのは重いからあまり好きではなかったのですがX-E3は軽いので首掛けスタイルもありでした。
そして細かなところまで描写して、ボケるときには綺麗にボケた写真が撮れていて感動しました。
記事に上げた自分の写真を見ていて今までとは違う写真が撮れていることを再確認しています。
X-E3を買って本当に良かったです。

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