洗足池を巡る2

水曜日, 4月 27, 2016


洗足池を巡る記事の続きです。
池を回っていると立派な馬の銅像があります。
これは源頼朝愛用の名馬「池月」の銅像です。
源頼朝とは鎌倉幕府の初代征夷大将軍のあの源頼朝です。
青い毛並みに白い斑点があり、池に映る月影のようだとして「池月」と名付けました。
頼朝の戦いを支えた名馬の伝説が今も残っているのです。
こういう話を目にすると銅像もいっそ神々しく感じます。
ちなみに「池月橋」の名前もこの名馬池月から来ています。


洗足池には小さな島があります。
そこを結ぶ小さな橋です。
鮮やかな橋が緑の中に映えますね。
池に浮かぶ島は「弁天島」というそうです。
その名が示すようにこの島には七福神弁財天が祀られています。
真っ赤な社殿は小さいながらも美しかったです。
お掃除中だったので写真は遠慮しました。


池をぱしゃり。
太陽の反射がいい感じですね。
ボートを漕いでいるのはたぶん子供です。
もうちょっと工夫すれば雰囲気ある写真を撮れたかもしれませんね。
今回も竹レンズの14-54mmを持ち出して撮っていますが、このレンズは逆光に強いという口コミを聞いていました。
たぶん太陽に向けてシャッターを押したはずです。
2か所青くフレアは出ていますが、太陽を直接入れてこの程度ならば凄いことだと思います。
評判は本当でしたね。
しかも保護フィルターを外すともっと綺麗に撮れると見た気がするので、覚えていたら逆光の時にフィルターを外して撮ってみたいと思います。


御松庵妙福寺の中です。
竹林がありました。
目的は本堂ではありません。


目的はこの「袈裟掛けの松」です。
この松にも伝説があります。
日蓮宗の宗祖、日蓮上人が旅の途中でこの池の水で足を洗う時に袈裟をこの松に掛けたとされています。
洗足池の名前の由来もここから来ています。


立派な松でした。
日蓮上人は鎌倉時代の人ですので実に700年前の話になります。
そんな昔にもこの松や池が存在し、今同じ場所に立っているのというのは何だか不思議な気分がしますね。


ボートの停留場です。
すぐ横が普通の住宅街なのがこの写真で伝わると思います。
道を走っていて突然現れるので本当に驚きました。
でも洗足池は整備された非常に綺麗な場所で歩いていて気持ちよかったです。
また歴史と深く関わる場所がたくさんあって、非常に勉強になりました。
時間の関係でゆっくり回れませんでしたが、知識を得た上で巡ると発見がありそうです。
貴重な時間でした。

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