DxO OpticsPro 11エッセンシャル版を試してみました。
試したとは言ってもRAW現像は試せなかったので全部撮って出しを補正しただけです。
そもそもFilmPack5の方を試したくてその元になる写真を撮りにわざわざ等々力緑地まで行ったわけです。
でもちょうどポケモンGOの巣になっていて夢中でポケモンを集めていたら暗くなってしまってそこから急いで写真を撮って帰宅したのでRAWを試せませんでした。
ちょうど日が落ちていく時間帯でそのままでもなかなかいい写真が撮れたのであえて今回はDxO OpticsPro 11エッセンシャル版で修正しただけの写真を載せようと思います。
高性能なソフトで出来ることが多すぎて何が出来るのかまだ全然把握出来ていませんが、トーンカーブを発見したので少しは自分でも調整できるのではないかと思っています。
長くなりすぎたのでこっちで書きますが、DxO OpticsPro 11エッセンシャル版にもある「光学モジュール補正」が凄いです。
カメラやレンズ に合わせて歪みや色調を自動で調整してくれます。
オリンパスE-520とZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5(2しかなかったので2を選択しましたがたぶんそんなに変わらないはず)用のものをダウンロードして適用しました。
jpeg撮って出しなのに補正してくれます。
自動されてびっくりしたのですが、レンズが丸いから発生する光量落ちなどを補正してくれたからなのでしょうが丸が四角になった感覚がしました。
うまく言葉に出来ないのですが、写真を真ん中から伸ばしたような?そんな風な変化をしました。
なんとなく全体的にすっきりくっきりしたような気がしますし、こんなに変わるなんて驚きました。
何より自動でやってくれるので手間入らずです。
周りは薄暗くて写したのが巨大な黒いものだったので、撮った写真はイマイチでしたが自動補正を掛けた上の写真はしっかりはっきり形がわかります。
一際存在感のあるこの黒いものはオブジェなのかと思ったら「トーマス転炉」という本物の製鋼炉で実際に使用されていたそうです。
高さ7.6m、重量60トンもあるそうで、横の歯車は溶かした溶鋼を流し移す際に吊り下げて傾けるための機構だそうです。
こういうデザインのオブジェだとばかり思っていたのでこんな巨大なものが実際に使用されていたなんて驚きです。
くっきり補正された写真を見ながら機能美を堪能しました。
こちらも薄暗い写真が明るく補正されました。
これはこれでありなのでしょうが、個人的には薄暗い元の写真のほうが雰囲気あったような気がします。
暗くて何だかわからなかったものが明るく補正されたせいで却ってごちゃごちゃしてしまったように感じます。
巻いている木の質感とか凄いと思いますが何でも補正する必要はなくて場合によっては補正しない選択も必要だなと思いました。
今回はあえて自動補正した写真を載せてみました。
池と等々力競技場です。
実際の写真はもうちょっと暗かったのですが明るくなりました。
それに伴って色調が豊かになったと言うか空と水面がはっきりとわかるようになりました。
暗くて潰れていたけど本来写っていた色を補正してくれたのでしょう。
淡い色合いは目で見たものに近くて撮りたかった雰囲気が出ていると思います。
これも自動補正の成功例でしょう。
照明と木ですがもうちょっと物悲しげな雰囲気だったような気がします。
補正したことで明るくなりすぎたかな。
左下に自転車が止まっていたことにこの写真を見て気づきました。
実際はかなり暗かったのでしょう。
歪みを補正したからか木と照明にどことなく違和感があるような気がします。
中央部分が補正されるからか歪んでるとかではなく何か変ですね。
こういう写真は補正しないほうが良いと体験できました。
逆にこっちの写真は歪みを補正した成功例でしょう。
均等に照明が並んでいるので自動補正した時に歪みがなくなったと思いました。
空が色鮮やかになって地面を照らす光も明るくなったことで日暮れの哀愁みたいなものが上手く出ているような気がします。
DxO OpticsPro 11エッセンシャル版の効果を少し使っただけで実感しました。
向き不向きはありそうですが自動補正が上手くいけばそれだけで写真が見違えるのがよくわかりました。
実際はさらにここにコントラストや色彩補正などの調整が細かく可能なので使いこなせば、こういう雰囲気が出したかった!という写真に近いものに調整出来るでしょう。
無料のGIMPもまともに使いこなせていないのにさらに色んな機能があって使いこなせるのか不安です。
実際に写真を写真を撮ってソフトを通してみて自動補正機能だけでも十分に活用できそうだと思いました。
いいソフトを入手できたな嬉しくなりました。
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