ハイコントラスト白黒を使ってみた

水曜日, 10月 21, 2015


モノクロ写真を撮って見たくて今まで使ったことのない機能を使って撮影しました。
RICOH CX5のクリエイティブ撮影モード「ハイコントラスト白黒」を使いました。
ただの白黒モードではなくて、普通の白黒撮影よりもコントラストを強調して撮影してくれるようです。
帰ってきてパソコンで撮った写真を見た時はすごいざらつき感に驚きました。
増感現像したようなざらついた印象の画像に出来るようですが、モノクロ自体難しいのにこのザラザラ感を使いこなすのはかなり大変そうです。
上の写真は試しにいいかなと思って撮りましたが、意図したものとはかなり違う写真になりました。


こちらは通常撮影したものを脱色して白黒にしたものです。
「ハイコントラスト白黒」で撮影したものと比べると質感の違いに驚きますね。
親子がいるという違いもありますが、こちらの写真の方が雰囲気が出ているような気がします。
これはただ脱色しただけなのでもっと違う白黒写真にも出来ますが、ツルっとした感じが気に入りました。
今回の被写体にはこちらのほうが合っていたということでしょう。

モノクロと言えば白と黒しかない世界ですが、このたった2色の幅が広いですね。
加工しようとすれば色彩鮮やかな写真と同じくらいの幅がありそうです。
もっと暗く、もっと明るくとこだわればキリがなさそうです。
これは奥が深いですね。
そしてハイコントラスト白黒モードはさらに癖があります。
今回はザラザラが悪く出ましたが、もっとふさわしい場面で使えばカラーよりも効果的な写真が出来そうな気がします。
何となく古い感じが似合いそうな風景では効果を発揮しないのではないかと思います。
試してみないとわかりませんが面白そうな機能に挑戦できるのは楽しいです。
空とか撮ったらどうなるのかな~。

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