有楽町すぐそばの東京国際フォーラム地下1階にあります。
国際フォーラムが広いのもありますが、最短距離でなかなか美術館にたどり着けないですね。
毎回無駄に歩いてしまい悔しい思いをします。
相田みつを美術館は相田みつをさんが毎日散策していた古墳群をイメージして土壁が入口や展示室に使用されています。
土壁の温かい感じが相田みつをさんの書とマッチしていていいです。
前回は野田元首相がどじょう演説をしたことで混雑していましたが、今回はそこまで混雑しておらずゆっくり見ることが出来ました。
相田みつを美術館の展示会は「受身-負ける練習-」ということで、負けてもいいではないかというテーマの作品で構成されています。
この相田みつを美術館はリピーターが多いとのことですが、来るたびに自分を見つめ直せるような気がします。
もやもやしていたことがあったのですが、相田みつをさんの詩を読み進めるうちに素直に「自分は負けたのだ」 と認めることが出来ました。
負けてもいい、負けたことを認めずそこから一歩も動かないことは愚かなことですね。
一歩ずつでも進みたいと思います。
温かい空間で自分を見つめ直せるいい時間でした。
人間は人間らしく、自分は自分らしく生きればいいじゃないか、と来るたびに教えられます。
自分を見つめ直したい時にはまた訪れたいと思います。
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