ブリヂストン美術館 色を見る、色を楽しむ。ールドンの「夢想」、マティスの「ジャズ」…

水曜日, 8月 14, 2013


三井記念美術館から歩いてブリヂストン美術館に向かいました。
日本橋や高島屋など見ごたえがある散歩でした。
こちらブリヂストン美術館では「色を見る、色を楽しむ。ールドンの「夢想」、マティスの「ジャズ」…」を開催中です。
「色を見る、色を楽しむ。」をコンセプトに、ブリヂストン美術館の幅広いコレクションをお楽しみくださいという趣旨のものです。
コレクション展ですので見覚えのあるものが多いのですが 、名画は何度見ても素晴らしいですね。
見覚えのないものでは、「Young Man Playing the Piano(ピアノを弾く若い男)」という作品が印象に残りました。
ピアノの音色や窓からの風を感じさせるような、透明感溢れる絵でした。
この作者の特別展「カイユボット展」が10月10日から同じブリヂストン美術館で予定されてるようです。
「色を見る、色を楽しむ。ールドンの「夢想」、マティスの「ジャズ」…」という長い展示会名なんですが、その中のマティスの「ジャズ」も印象的でした。
マティスの挿絵「ジャズ」 が20枚壁にずらーと並んでいるのですが、圧巻の眺めでしたね。
遠くから20枚を一気に見てもよし、1枚1枚近寄って丁寧に見てもよしで楽しめました。
ジャズというタイトルながら、テーマは「サーカス」ということで見ていても楽しい作品が並んでいました。

併設で「追悼 ザオ・ウーキー」と題してザオ・ウーキー氏の作品も展示されていました。
「07.06.85」という作品に圧倒されました。
押し寄せ、包み込まれるような印象を受けた作品ですね。
しばらく絵の前から動けませんでした。
追悼という形ではありましたが、素晴らしい作品に出会えたことを感謝したいと思います。

今回の「色を見る、色を楽しむ。」は美術館を2か所、3か所回ったような感覚になりました。
印象派の名画、ルドンのリトグラフ、マティスの挿絵、ザオ・ウーキーと作品数はもちろんそれぞれ見ごたえある作品たちです。
本当にお得な展示会ですね。
大満足でブリヂストン美術館を後にしました。

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