国立近代美術館 MOMATコレクションを見て来ました。
こちらは竹橋駅から徒歩5分ぐらいのところにあります。
国立近代美術館に行く予定はなかったのですが、時間があったので急遽寄らせて頂きました。
こうやってふらっと気軽に行けるのもぐるっとパスの良さですよね。
そういえば国立近代美術館も館内はほぼ撮影可能だったそうです。
全く気づきませんでした。
何の展示をしているかも知らないまま入場しましたが、所蔵作品展「MOMATコレクション」を開催中でした。
4階から下に降りて展示を見ていくのですが、最初に「ハイライト」というこれだけ見ればOKというコーナーがあって感心しました。
確かに展示数が多いので、見てほしい作品だけの展示室は印象に残っていいです。
200点以上展示しているという作品数は圧巻ですね。
ここも美術館2、3か所分を1度に楽しめたような気分になりました。
この「MOMATコレクション」が何よりもいいのは作品のバランスですね。
国立近代美術館だから出来る作品展だと思います。
今回のようにふらっと立ち寄っても楽しめますし、友人知人と来ても色々な作品が展示されているのできっと楽しめるでしょう。
「MOMATコレクション」は2回目の訪問ですが、展示会ごとに作品を入れ替えているため初めて見る作品が多数ありました。
いつ訪れても楽しめるいい作品展だと思います。
今回一番印象的だったのは「一つのプロジェクト、七つの箱と行為、美術館にて」という作品です。
2階に降りた時に段ボールと椅子が積み重なっていたのですが、次の展示用の資材かなと思って素通りしました。
帰り際にもう一度通った時に段ボールのそばの椅子に座って映像を見ていて、作品の1つだと気付きました。
人がいなかったら作品だと気付かなかったでしょうね。
所蔵作品展という「堅め」の展示会にあえて隅の方にこのような作品を展示したのは面白いとは思いました。
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